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2009-08-04 (Tue)
それでも、彼女は世界中の乙女の憧れなのっ!!


とにかく、監督のソフィア・コッポラが好きなものを全て注ぎ込みました!という感じの映画。
レース、フリル、ケーキ、花々、キャンディカラー…女の子の「大好き!」に埋めつくされた画面の中で動き回るのは、金髪に白い肌が輝くように美しいキルスティン・ダンスト。

これに惹かれないなら女じゃないわ!と言っても過言でないくらい、最高にガーリッシュで甘ぁい世界が展開していきます。


この映画で描かれるのは、一般的にイメージされる『浪費三昧でフランスを滅亡に導いた悪女・アントワネット』ではなく、一人の女性として悩み、戸惑い、そして成長していくマリーその人。
わずか14歳で故郷のオーストリアを離れ、慣れないフランス王宮に放り込まれた彼女が、あどけない少女から王妃として、女性として成長していく姿を淡々と映し出していきます。


あくまでも『マリー・アントワネット』という一人の女性に焦点を当てた映画なので、フランス革命についてはほぼ語られません。ただ、国の財政が苦しいという会話がちょいちょいなされるばかり。
お約束?のギロチンでの処刑シーンも無し。
最後は尻切れトンボな感があるのも否定はできません。

でも、私はそれで良かったんだと思います。

だって、彼女の人生の結末はみんな知っているんですもの。
わざわざ『この映画』で描かれなければならないことでも無いでしょう?



メリーゴーラウンドのような馬車、ボリュームたっぷりのドレス、クリームやフルーツいっぱいのケーキ、カラフルなマカロン、豪華絢爛なヴェルサイユ宮殿…
目移りしてしまうようなあらゆる『美しいもの』に囲まれながら、退屈でどこか満たされないマリーの生活はファンタジックにしてとてもリアルに思えます。


ストーリー自体は淡々としていますが、これは映像を楽しむ作品。

女性の、女性による、女性の為の映画ですね。


監督 ソフィア・コッポラ
2006年 アメリカ


(2008.10.12 記)

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