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2009-07-03 (Fri)
彼は空港(そこ)で待ち続けた。
      約束を果たすために…


トム・ハンクスは、なんと言っても「表情」の演技が抜群に上手いですね。
「眼で語る」とはよく言ったもので…
彼の涙でうるんだ瞳を見ているだけで、こちらも胸がきゅっ、となります。


主人公のクラコウジア人・ビクターは、アメリカ・JFK国際空港に降り立つも入国手続ゲートで足止めされてしまう。
祖国でクーデターが起き、実質上国が無くなってしまったのだ。
パスポートは無効、ビザも取り消され、ニューヨークに足を踏み入れることも、祖国に帰ることもできない。
言葉も通じない、祖国のお金は換金できない、もらった食券も無くしてしまう。
それでも彼は、待ち続けた。「大切な約束」を果たすために…。


あの空港、全部セットなんですと!
えええぇ~っ、全然わからなかったですよ。凄い…。
でも、セット内にある店舗は全部実在するものだそうで。
本物の店員さんが出演しているお店もあるんですって。またまた凄い…。


ビクターがターミナルで過ごした期間は9ヵ月間。
最初は言葉も通じず、一人ぼっちだったビクターですが、じわりじわりと友人ができ、恋をし、生きる術を見つけていきます。

英語が堪能ではない故に、一番大切な事のみを伝えることができるビクター。
言葉だけでなく、行動で、態度で、そして瞳で…様々な情報を見る者に伝えるトムの演技力は「さすが!」の一言です。

「大切な約束」を胸に、ただまっすぐに生きるビクター。
己が傷つくと知っていながら、妻子ある男性との関係に区切りをつけられないアメリア。

ビクターとの関わりの中で、変化したように思えたアメリアですが…。

最後は「うわぁん、なんでやねん、アメリア~」と思わず泣けてしまうような、彼女の選択…。


最初から最後まで、暖かくて切ない映画でした。
心にじんわりと響く、という感じです。

ラストシーンの、雪の降るニューヨークの夜景が美しくてちょっと物悲しくて、この映画を象徴するにふさわしい画(え)だったと思います。


監督 スティーヴン・スピルバーグ
2004年 アメリカ


(2008.09.07 記)

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