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2009-10-06 (Tue)
『あなたに会えて、ほんとうによかった』


アメリカ・南ボストン。MIT(マサチューセッツ工科大学)で清掃員のアルバイトをしているウィル・ハンティングは、友人のチャッキー、モーガン、ビリーらとつるんで毎晩酒場に繰り出し、たびたび警察沙汰の事件を起こすなど荒んだ日々を送っていた。

MITの優秀な数学者・ランボー教授は、ある日、自分が学生達へ向けて出題した難解な証明問題を解いたのが清掃員のウィルだと知り、傷害事件で拘置所にいるウィルを訪ねて彼の身柄を引き取る。
保釈の条件は2つ。1つは週2回、ランボー教授とともに研究室で数学の勉強をすること。もう1つは週1回セラピーを受けること。
しかしウィルはセラピーを受けることに難色を示し、あらゆるセラピストを馬鹿にしては撃退してしまう。

頭を抱えたランボー教授は、大学のルームメイトだった心理学者のショーン・マクガイアにウィルのセラピーを依頼する。
ショーンに対してもやはり言葉巧みに相手を翻弄し、決して心を開こうとしないウィル。
だが、ウィルがショーンの妻を侮辱する言葉を言い放った瞬間、ショーンの態度が激変して――。


ウィル役のマット・デイモンと、友人チャッキー役のベン・アフレックが共同脚本を担当し、97度年ゴールデングローブ賞脚本賞受賞、アカデミーオリジナル脚本賞賞という功績を残しました。

天才と言うべき才能があるにも関わらず、恵まれない境遇により誰にも心を開かず、自らの足で歩くことも、自らの頭で考えることも、自らの心で感じることもせず、殻に閉じこもってしまうウィル。
他者に捨てられることを恐れ、だからこそ愛する人にすら心を開けない…。
そんな彼が出会ったセラピストのショーン。ショーンも癒しがたい心の傷を抱えていた―。

派手なアクションシーンがあるでも無く(喧嘩で乱闘のシーンはありますが。笑)、舞台もウィルの狭い生活圏の中だけ。
非常に淡々と物語が進行し、下手をしたらダラダラした雰囲気になってしまいかねないのですが、脚本が良いのかキャストが上手いからか監督が凄腕なのか、わかりませんがとにかく退屈しませんでした。

ともに心に傷を負った役柄ながら、尖がっていつつ繊細で壊れやすそうなウィル役のデイモンと、穏やかでユーモラスながらどこか虚無な雰囲気を感じさせるショーン役のロビン・ウィリアムズの演技が対称的でどちらも素晴らしい。
特にロビン・ウィリアムズは本作で98年のアカデミー賞助演男優賞を受賞しただけあって、穏やかさと激しさ、静と動のメリハリがしっかりしていて、ショーンがただの人のいいだけのキャラクターに終わっていなかったのが凄く良かったです。


ウィル、ショーンそれぞれの最後の一言が胸に響きました。
見終わってからキャッチコピー『あなたに会えて、ほんとうによかった』を見るともの凄く泣けます。


監督 ガス・ヴァン・サント
1997年 アメリカ

(2009.01.16 記)

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