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2009-05-30 (Sat)
伊坂氏の作品を読むのは初めてです。
前から興味はあって、気になる作家さんではありましたが。


妻を殺され、その復讐をするべく闇社会に足を踏み入れた元教師の「鈴木」、自殺専門の殺し屋「鯨」、ナイフ使いの若者「蝉」、と登場人物は皆アンダーグラウンドに生きる人々。
どんどん人が死んでいくし、死んでいく様子もあっけらかんと描写されていて、確かにこういうのを「ハードボイルド」と言うのだろうなぁ、といった感じです。

本作で扱われるテーマは「生死」とか「命」といったものが含まれているはずですが、文調がライトなせいかそんなにズシンと重くなく、リズム良くサクッと読めます。


キャラクター一人ひとりがかなりキャラ立ちしていて、彼らに引っ張られながら物語の中を駆け抜けて行く感じです。
ちなみにむふは「押し屋」の槿が好きです。
渋くて色気のあるおじ様です(笑)


あちこちに伏線が張り巡らされ、ちょっとしたサービスというかイタズラというか、そんな繋がりがあって楽しいです。


現実離れしているのに、とてもリアルな作品。
きっと私たちが生きている社会の闇の部分はこんな顔をしているのだろうな、と多くの人が想像するであろう、ある意味ステレオタイプ的な闇社会が描かれています。


ガツン、と胸を打つような作品ではありません(好きな方ごめんなさい)が、伊坂氏の他の作品も読みたいと思わせるには充分な面白さでした。
(実際、むふは『オーデュボンの祈り』『重力ピエロ』を購入済み)


(2007.08.24 記)


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