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2010-06-06 (Sun)
「スロバキア郊外のとある職業訓練校の一室。16歳になる少女テレスカは洋裁を学んでいたが、教師から呼び出されてもう学校を出てもよいと告げられる。そして母親宛ての手紙を渡されるが、母からは長い間音沙汰が無く、居場所もわからない。最後に立ち寄った図書室で古い絵図を見つけたテレスカは、母親を捜しに首都を目指そうと決意し、こっそりそれを持ち出すが……」

スロバキア版不思議の国のアリス、という触れ込みに惹かれて観てみました。(正確には「不思議の国のアリスをモチーフにした作品」だそうですが)
たしかに不思議で幻想的、ちょっと奇妙な感じの世界観はアリスに通じるものがありますね。

古ぼけたような落ち着いた色彩、どことなく影を感じさせる画面にはアンニュイな空気が漂い、東欧らしい映像美が楽しめます。
ストーリーには大きな山場も無く、ひたすら淡々と展開されるロードムービーな上に、不思議なことや謎を放っぽったまま先に進んでしまうので、「面白くない、つまんない」と感じる人も多いかもしれませんね(苦笑)
一見世界観が非常に現実的なのですが、実際はファンタジーです。
ていうかファンタジーだと思って観てないと、いろいろ「えええ!?」なことが多すぎて映画に集中できないかと…(笑)

監督のマルティン・シュリークは日本ではあまり知られていませんが、ヨーロッパの巨匠、なんだとか…。私もこの作品で初めて知りました(^-^;)
映像の美しさや登場人物のエキセントリックさ(笑)、独特な物語の流れ等、シュリーク監督の映画に共通するエッセンスがあるようで、私は好きな系統ですね。
ほかの作品も観てみたいです。(マイナーなので見つけられるか不安ですが…)


落ち着いた色彩の映像とか、幻想的で不思議な世界観とか、ちょっと毒を含んでる感じとか、以前紹介した「エコール」とも似てるかもしれません。
私はそういうタイプの作品が好きなんだな、と気付きました…


監督 マルティン・シュリーク
1997年 スロバキア


(2009.03.07 記)

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2009-10-28 (Wed)
前記事でご紹介した小説「ラブリー・ボーン」
この作品が映画化され、日本では来年のお正月映画として公開されます。

監督は「ロード・オブ・ザ・リング」3部作で一気に映画界の名匠へと仲間入りしたピーター・ジャクソン。
製作総指揮にスティーブン・スピルバーグという豪華布陣で映像化。


最初に「ラブリー・ボーン」を知ったのは某巨大掲示板のLOTRスレ。
そこでジャクソン監督の新作情報としてこの作品を知りました。

長くお付き合いいただいてるブロ友さんはご承知でしょうが、私、無類のLOTRヲタクでして。(あ、もちろん原作の指輪物語も大好きです)
「ホビットの冒険」映画化に関する情報を集めたくてスレに出入りしてたのが幸いしました。
それまでラブリー・ボーンのことは何一つ知りませんでしたから。

The Lovely Bones公式サイトで予告編を観たり、原作を読んだりしてワクワク気分を高めてまいりましたが、やっと日本公開日が発表されてほっと一息。
(いろいろ情報が迷走してて新春公開なのか春公開なのかわからなかったんですよw)

さて、この件に関して一番驚いたことがこれ。
英語版の公式サイトで予告編動画を見ることができるんですが。
2種類あって、一つは映画館なんかで流れてる感じのノーマルなもの、もう一つがキャスト・スタッフのインタビューや撮影風景を織り交ぜてあるドキュメント風のもの。
そのドキュメント風予告編で映し出される一人の男性。

「誰このイケメーン(゚Д゚)!?」

と誰もが驚愕するであろうその人物、なんとダイエットに成功し30kg減量したピーター・ジャクソンその人。
LOTRの時に有名になったずんぐりむっくりぽってり体系のオジサンの姿はそこには無い…!!

いやはやいやはや!!
確かに顔自体は整った造りでしたものね、ジャクソン監督…。
30kgも痩せたら人相も変わるってなもんですよ、いやー驚いたw

先日日本語版公式サイトもオープンし(とは言ってもトップページだけ)、Yahoo!映画では日本語字幕・ナレーション付き予告動画の配信もスタートしました。
日本語版公式サイトで初めて製作総指揮にスピルバーグ監督が参加してるって知った…。
英語版公式サイトではスティーブン・スピルバーグのSの字も出てないという…。

予告編だけでもこの作品の映像美が如実に表れてます。
キャストも原作のイメージにぴったり!ジャクソン監督はキャスティングも上手いですよね。
スージー役のシアーシャ・ローナンがハイパー可愛いですキラキラ瞳がすっごく綺麗。

公開がひっじょーに楽しみです(*・∀・*)ワクワク

『ラブリー・ボーン』(原題:THE LOVELY BONES)
監督:ピーター・ジャクソン
製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ、テッサ・ロス、ケン・カミンズ、ジェームズ・ウィルソン[製作]
原作:アリス・シーボルド
音楽:ブライアン・イーノ
脚本:フラン・ウォルシュ、フィリッパ・ボウエン、ピーター・ジャクソン
キャスト:シアーシャ・ローナン(スージー・サーモン)、マーク・ウォールバーグ(ジャック・サーモン)、レイチェル・ワイズ(アビゲイル・サーモン)他

2010年1月29日より全国にて公開

公式サイト(英語)→http://www.lovelybones.com/
公式サイト(日本語)→http://www.lovelyb.jp/
Yahoo!映画→http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id334855/



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2009-10-11 (Sun)
Lぅぅぅぅうううううううううううううううわぁぁぁあああああああああああああん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(もうホントに落ち着け。)

うわぁぁぁぁんっ、えるぅぅぅ死ぬなぁぁぁ(T□T)!(無理な話)



松ケンが好きなんじゃなくて、純粋にLが好きなんです(T^T)
くそー、どうして二次元に行けないんだっ!(溢れだすヲタク臭。ブワッ)

松ケンLは漫画のLとは別物だと思いつつ、やっぱりその運命には涙が…
くっそー、月のヤツめ…許せねぇっ(-言-#)
漫画のキャラで腹立つ奴トップ3に余裕でランクインだぜアンチクショー!


基本むふは漫画版の支持者なので、映画は『デスノート』という漫画にアイディアを得ただけの別物、というスタンスなんですけども。
(そうじゃないと不平不満がいっぱいありそうなので。
「Lはそうじゃない!」とか「なんでキラ対策本部に女性がいるんだ!」とかね)
しかしこの作品のラスト…Lが天才少年に付けた名前とプレゼント…にはさすがに
イ゛エ゛ェェェェェッ!!??
って感じでした(笑)
なんというオチ…


ラストシーンの、Lの後ろ姿が切なくて悲しくて…
胸が潰される思いで眺めてました。
Lぅぅ…(:Д;)死ぬなー(まだ言うか)




ここまで書けばバレてるでしょうが、むふは年齢の割に痛いヲタク気質の持ち主です…orz



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2009-10-06 (Tue)
『あなたに会えて、ほんとうによかった』


アメリカ・南ボストン。MIT(マサチューセッツ工科大学)で清掃員のアルバイトをしているウィル・ハンティングは、友人のチャッキー、モーガン、ビリーらとつるんで毎晩酒場に繰り出し、たびたび警察沙汰の事件を起こすなど荒んだ日々を送っていた。

MITの優秀な数学者・ランボー教授は、ある日、自分が学生達へ向けて出題した難解な証明問題を解いたのが清掃員のウィルだと知り、傷害事件で拘置所にいるウィルを訪ねて彼の身柄を引き取る。
保釈の条件は2つ。1つは週2回、ランボー教授とともに研究室で数学の勉強をすること。もう1つは週1回セラピーを受けること。
しかしウィルはセラピーを受けることに難色を示し、あらゆるセラピストを馬鹿にしては撃退してしまう。

頭を抱えたランボー教授は、大学のルームメイトだった心理学者のショーン・マクガイアにウィルのセラピーを依頼する。
ショーンに対してもやはり言葉巧みに相手を翻弄し、決して心を開こうとしないウィル。
だが、ウィルがショーンの妻を侮辱する言葉を言い放った瞬間、ショーンの態度が激変して――。


ウィル役のマット・デイモンと、友人チャッキー役のベン・アフレックが共同脚本を担当し、97度年ゴールデングローブ賞脚本賞受賞、アカデミーオリジナル脚本賞賞という功績を残しました。

天才と言うべき才能があるにも関わらず、恵まれない境遇により誰にも心を開かず、自らの足で歩くことも、自らの頭で考えることも、自らの心で感じることもせず、殻に閉じこもってしまうウィル。
他者に捨てられることを恐れ、だからこそ愛する人にすら心を開けない…。
そんな彼が出会ったセラピストのショーン。ショーンも癒しがたい心の傷を抱えていた―。

派手なアクションシーンがあるでも無く(喧嘩で乱闘のシーンはありますが。笑)、舞台もウィルの狭い生活圏の中だけ。
非常に淡々と物語が進行し、下手をしたらダラダラした雰囲気になってしまいかねないのですが、脚本が良いのかキャストが上手いからか監督が凄腕なのか、わかりませんがとにかく退屈しませんでした。

ともに心に傷を負った役柄ながら、尖がっていつつ繊細で壊れやすそうなウィル役のデイモンと、穏やかでユーモラスながらどこか虚無な雰囲気を感じさせるショーン役のロビン・ウィリアムズの演技が対称的でどちらも素晴らしい。
特にロビン・ウィリアムズは本作で98年のアカデミー賞助演男優賞を受賞しただけあって、穏やかさと激しさ、静と動のメリハリがしっかりしていて、ショーンがただの人のいいだけのキャラクターに終わっていなかったのが凄く良かったです。


ウィル、ショーンそれぞれの最後の一言が胸に響きました。
見終わってからキャッチコピー『あなたに会えて、ほんとうによかった』を見るともの凄く泣けます。


監督 ガス・ヴァン・サント
1997年 アメリカ

(2009.01.16 記)

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2009-09-22 (Tue)
『あなたが心を溶かす』

パリ、シャルル・ド・ゴール空港。
突然のストで目的地への飛行機が飛ばず、空港に足止めされることとなったローズ。
きっちりと結い上げた髪、完璧なメイク、派手な服装に身を包む彼女はトップ・メイキャップ・アーティスト。
12年間連れ添った恋人からの暴力と暴言に疲れ、彼から逃れようとメキシコ・アカプルコへ旅立とうとしていた。

一方、アメリカからミュンヘンへ向かう飛行機に乗っていたフランス人の男性・フェリックスは、悪天候の為やはり空港で足止めを食らうことに。
彼は9ヵ月前に別れた恋人・ナディアを追って、彼女のおばあさんの葬儀が行われるミュンヘンに向かおうとしていた。

不注意のせいでトイレの便器に携帯電話を流してしまった(!)ローズは、偶然近くにいたフェリックスに携帯電話を借りることに。
こうして知り合ったローズとフェリックス。
性格も気質もまるで違う二人だか、互いに最良のパートナーに巡り合えない日々を過ごしていた…。


ローズ役に「イングリッシュ・ペイシェント」「ショコラ」のジュリエット・ビノシュ。フェリックス役に「レオン」「ミッション:インポッシブル」のジャン・レノ。
エスプリの効いた大人の恋を演じる二人ですが、なんだかとっても可愛くって愛おしくなってしまいます。
冷凍食品の会社を経営するフェリックスは、元は一流の腕を持ったシェフ。けれど神経質で、持病の発作のために薬依存状態です。
一方のローズはメイキャップ・アーティストとしては優秀なものの、「化粧は私にとって服のようなもの」と言って常に厚化粧をし、ついお喋りが過ぎてしまう性格。
ちょっと(かなり?)クセのあるキャラクターですが、ジュリエットもジャンもやり過ぎない自然な演技で魅せてくれました。
特にアクション映画出演が多くワイルドでアウトローっぽいイメージの強いジャン・レノが、無口で不器用でちょっぴりワガママで淋しん坊なフェリックス役にぴったりハマっていてびっくり。でも控え目な演技が好感度大です。

フランス映画には珍しい?ライトでポップなラブコメですが、映像や音楽がやっぱりハリウッドのそれとは違ってタイプの異なるお洒落感があります。
ハリウッド映画のような華やかさやキラキラ感はありませんが、なんとも落ち着いていて品が良くて、それでいてキュートでロマンティック。上質なラブコメってこういう物だよなー、という印象です。

原題は「Decalage Horaire」。フランス語で「時差ぼけ」という意味です。
最初は邦題に「???」と思ったのですが、映画を観終わって物語をじっくり噛みしめてみると…なるほどね!うまいこと言ったもんだ!と思わずニンマリ。
時間も82分と長くないので、まとまりよく、でも物足りなさは残らなくって観やすいです。
個人的には非常に好きな作品。おススメです。


監督 ダニエル・トンプソン
2002年 フランス


(2009.01.14 記)

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